2025.11.10

コラム

進行性疾患での「更新時の注意点」【ALS(筋委縮性側索硬化症)】

―― 進行性疾患だからこそ、経過の「今」を正確に伝えることが大切です ――

■ ALSとはどんな病気か

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、脳や脊髄にある運動神経細胞が徐々に障害されていく病気です。これにより、筋肉が思うように動かなくなり、筋力低下や筋萎縮が進行します。初期は手足の動かしづらさや言葉のもつれなど、比較的軽い症状から始まることも多く、「年齢のせいかな」と見過ごされがちです。

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■ 進行とともに現れる主要な症状

ALSは進行性の疾患であり、時間の経過とともに以下のような症状が現れていきます。

四肢の筋力低下:歩行や手指の操作が難しくなる
嚥下障害:飲み込みが困難になり、誤嚥性肺炎のリスクが高まる
呼吸筋の低下:呼吸が浅くなり、人工呼吸器が必要となる場合もある

このように、病気の進行によって「できること」が変化していくため、障害年金の更新時には、その現時点での身体機能の状態を正確に伝えることが何より重要です。

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■ 呼吸機能・嚥下機能の変化と等級認定への影響

ALSでは、四肢の筋力低下だけでなく、呼吸筋や嚥下筋の機能低下が進行していきます。
たとえば、

・夜間に息苦しさを感じる
・食事中にむせる回数が増える
・経管栄養を導入している

といった状態は、単に「身体が動かない」だけではなく、生命維持に関わる機能の障害です。
そのため、更新時の診断書では、呼吸機能検査の結果や嚥下状態の詳細(経口摂取の可否など)が特に重要な判断材料となります。

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■ 更新時に注意すべきポイント

ALSは進行が比較的早い疾患であるため、更新のタイミングによっては症状が大きく変化していることがあります。
次のような点に留意して準備を進めることが大切です。

主治医に最新の症状を丁寧に伝える
人工呼吸器の導入・使用時間などを記録しておく
介護サービスや日常生活の支援状況を具体的に申告する

こうした情報が診断書に反映されることで、現在の状態に即した適正な等級が認定されやすくなります。

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■ 専門的なサポートを受ける安心感

ALSは身体機能だけでなく、生活全体に大きな影響を及ぼす疾患です。だからこそ、更新の際には「どのように病状を伝えればいいのか」「何を重視されるのか」を理解しておくことが重要です。

弊所は、これまで多くの肢体の障害に関する裁定請求・更新のサポートを行ってきました。
ALSのように進行性の疾患でも、適切な準備と記録があれば、安心して更新手続きを進めることができます。

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