2026.02.22

お知らせ

健康診断の「異常値」を放置しない ー 医療の現場目線で見る確認ポイント

健康診断の結果が届いたとき、
「A判定かどうかだけ見て終わり」という方も多いのではないでしょうか。

しかし健康診断の本当の目的は、
異常を見つけることだけではありません。

「身体の変化に気付き、必要な対応につなげること」です。

今回は、異常値が出たときに
まず確認しておきたいポイントを整理してみたいと思います。

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1.まず確認するべき「判定区分」

健康診断の結果には、一般的に次のような区分があります。

・異常なし
・軽度異常
・経過観察
・要再検査
・要精密検査
・要治療

ここで大切なのは、
異常=すぐに病気というわけではない
ということです。

ただし、
要再検査・要精密検査
と書かれている場合には、
「一度確認しておいた方が良いサイン」と考える必要があります。

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2.どの検査項目が外れているのか

次に確認していただきたいのは、
どの検査項目が基準値から外れているのかです。

健康診断では、

・血圧
・血糖
・肝機能
・脂質
・腎機能

など様々な項目が測定されています。

一つの項目だけなのか、
複数の項目なのか、でも意味が変わってきます。

ここを見ることで、身体の状態のヒントが見えてきます。

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3.前年の結果と比較する

医療の現場で非常に重要視されているのが、
経年変化
です。

例えば基準値内であっても、

・毎年少しずつ上がっている
・急に数値が変化している

という場合には注意が必要です。

健康診断は単年の結果ではなく、
過去との比較で見ることが大切です。

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4.自覚症状と合わせて考える

検査結果だけで判断するのではなく、
ご自身の体調も振り返ってみてください。

例えば、

・疲れやすい
・体重の変化
・むくみ
・息切れ
・食欲の変化

こうした変化がある場合、
数値の意味がよりはっきりすることがあります。

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5.再検査と言われたときの考え方

再検査という言葉を聞くと、
不安になる方も多いと思います。

しかし多くの場合は、

・数値の再確認
・一時的な変動のチェック

という意味合いもあります。

医療の基本は、
早めに確認すること
です。

必要以上に不安になる必要はありませんが、
放置することもおすすめできません。

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6.医療現場を知る立場としてお伝えしたいこと

健康診断の結果は、
受け取っただけでは意味がありません。

大切なのは、
その結果をどう理解するか
です。

これまで医療現場に関わる中で、
「もう少し早く確認していれば」
というケースを多く見てきました。

だからこそ、
結果を見たあとにどう行動するか
が重要だと感じています。

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7.迷ったときは整理することも大切

・この数値は気にした方がいいのか
・受診するべきなのか
・様子を見てもいいのか

健康診断の結果を見て、
判断に迷うことは多いはずです。

そのようなときは、一度情報を整理することで
次の行動が見えてくることもあります。

弊所では、医療現場の視点も踏まえながら
状況整理のご相談にも対応しております。

お気軽にご相談ください。

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